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2019年08月28日
りいさ( 18歳 / 学生 )

つい先日、私の生徒が

私、先生の声がすごい好き

と、不意に声をかけてくれた

正直、とっても驚いたし、めちゃくちゃ嬉しかった

生まれてこのかた、自分の声は大嫌いだった

別に誰かに声が綺麗だと褒められた経験もなかったし、逆に貶されたことだってなかったけれど、動画に残る自分の声が本当に嫌いだった

だから、自分の声が入った動画はどうしても音声を消してしまうし、聞きたくない

そんなこの声を生徒は純粋な瞳でこちらをみながら褒めてくれた

なんの脈絡もなく

先生の声が好き

ただその一言がとっても嬉しかった

我ながら単純だなぁと思ったけど、やっぱり言葉の力は偉大だなぁと感じた

否、偉大なのはあの瞳の純粋さかもしれない

その言葉に裏なんてなくって、その瞬間に

あぁ、私いつの間にか人の言葉を真っ直ぐに受け止めないようにしてたんだな

と、感じた

何かを褒められた時、この人の真意はなんだろうと思う癖が知らぬ間についてしまっていたことに嫌でも気付かされた

真っ直ぐに受け止める

全てのことをそのまま受け止められないけれど、全てのことを疑ってしまうことに慣れるのもしてはいけないことだなぁ

りいさ

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