輝き

2019年09月10日
りいさ( 18歳 / 学生 )

光ってるものをどうしてもつかまえて自分の腕の中に収めたいという欲求は誰にでもあるのだろうか

私は目の前でキラキラと輝いているものは自分のものにしたくなってしまう

だけどなぜだか手に入ってしまえば最後

あの輝きはなくなってしまう

ガラクタ同然ではないけれど、確かに美しいけれど、手に入ってしまったらあの輝きは失っていて、やっとの思いでつかまえたはずなのに、その思いだけが心を埋める

例えば、お洋服屋さん

ウィンドウに映るお洋服たちは私を誘惑する

試着室に入って着てみるとなんて素敵なんだろう、やっぱりこの服はこの上なく素晴らしい

なんて感情に埋め尽くされる

確かに試着してみて、似合わないなぁと思う服も山ほどあるんだけれどね

そんなお洋服を店員さんが袋に詰めて渡してくれる

心踊る幸せな時間がそこにはある

さて、家に帰って開封してみると

あんなにも輝いてたお洋服が少し霞んでみえる

わからない、なんで手に入ってしまえばこんなに違く見えてしまうのか

ずっとずっと私は陽炎でも追いかけているのだろうか

手に入っても尚、輝き続けるものはなんだろう

りいさ

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